パフォーマンス・アート,社会学特殊Ⅸ
2017.04.20
慶應大学文学部、三田設置の専門教育科目《社会学特殊Ⅸ》。
担当は岡原正幸だが、現代アーティストの霜田氏を招聘しての授業。
「この新聞紙1枚を使って何かして下さい」
「歌を作ってそれに踊りを付けて下さい」
「自分なりの避難訓練をして下さい」
「5分で何かして下さい」
霜田氏から与えられるお題は、そのようなもので、禁止事項は
※火は使わないこと
※人や物を傷つけないこと
ただそれだけだった。
ただし条件として、
「見ているものを喜ばせるための“パフォーミング・アーツ”ではなく、己の行為自体に意味を持たせる“パフォーマンス・アート”をして下さい」
とのことだった。
実はこれは非常に難しい条件で、
履修者は毎度悩み、自身の想像力やそれを実現するのを妨げる恥との戦いを強いられた。
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